治療関連骨髄性腫瘍 縦隔腫瘍-血液悪性腫瘍症候群 心配は絶えない、、、
前回の受診で若干の貧血があった
そこまで極端に低いわけではないが、経時的にみるとじわじわと下がっている
入院中に胎児ヘモグロビンという項目が高値であった
再生不良性貧血やサラセミア、骨髄異形成症候群や白血病などで上がることがあるとのこと
血液内科も受診した
その時点では貧血を含め、血球に異常はなく、まあ、経過をみるよりない という結論であった
血球の減少がみられたら相談する という方針となっている
あまり気にしていなかったが、今回の貧血の進行をみてふと思い出した
化学療法の晩期副作用の一つとして白血病がある
白血病の中でも治療関連骨髄性腫瘍と分類されるらしい
タイプは様々だが、総じて予後は不良 発症するとなかなか治療は困難なケースが多い
それとは別に、縦隔腫瘍の中には治療とは関係なく白血病を合併する一群が存在するようで、縦隔腫瘍-血液悪性腫瘍症候群 と呼ぶようだ
こちらも予後は著しく悪い
調べていて背筋が凍り付く思いだった
これを引き当てるとまず助からない
発症の頻度は低いが、これまでの引きを考えると決して楽観はできない
どうかこのような事態には発展せず取り越し苦労であってほしい
健康というのは何物にも代えがたい大切な財産だ
今後、再発やその他の合併症におびえながら生きていかなければいけないと思うと、これまで当たり前だった健康がいかに素晴らしいものであったかということをひしひしと実感する
それと同時に、たとえ厳しい現実を突き付けられたとしても後悔の無いように精いっぱい生きる というのも大切だろう
いわば保険のようなものかもしれない
あと少ししか生きられない そうなったときに、妻や子供たちに何が残せるのか
日々考えていはいるがこれといって具体的な答えにはたどり着かない
短期間で資産を増やすということは不可能だし、まだ小さい子供と人生について熱く語るというのもむつかしい
とにかく、関わるまわりの人たちを大切に まずはここからだろう
なにより恐ろしい事態にならないことを心から祈るばかり