がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

一時外泊

朝目が覚めてからシャワーを浴びた

昨日は夜、急に体がだるくなり、何もできないまま眠ってしまったからだ

 

今日は1コース目のやまが終わったところ

副作用の骨髄抑制もまだ出る時期ではないので、いったん帰宅する予定だ

 

外泊でもよかったのだが、裕美がやはり心配ということで外出の方針となる

昨晩、急遽小倉の実家に帰っていたので、まず小倉から福岡に朝帰ってきたとのこと

そのため、病院へ迎えに来てもらう時間は少し遅くなり、11時ごろであった

 

おばあちゃんと雫を家に残し、裕美、そよか、みおりが迎えに来た

久しぶりに子供の姿を見られた 

1週間程度であったが少し成長しているようにみえた

1日1日大きくなっているのであろう

 

自宅に帰った

風邪がうつるとよくないとのことで、自室に隔離される

食事も持ってきてもらう 

入院しているのとあまり変わらない対応であったが、やはり自宅ということで落ち着くことができた

 

このまますぐ病院に戻るのもあわただしいということになり、急遽外出→外泊へ変更の連絡をした

 

とくに何もせずテレビを眺めていた

じっとしているとやはり悪いことばかり考えてしまう

このまま家に父親がいなくなっても家族は大丈夫であろうか

みなで力をあわせ、強く生きていけるだろうか

 

不安ばかりわいてくる やはり父親はいた方がいいに決まっている

なんとしても治療を成功させ生還したい

 

新型コロナウイルス対策のため幼稚園やプールなどの習い事が軒並み休みになった

少し相談し、留守番もできない子供を家で3人面倒をみるのはむつかしいため、しばらく小倉の実家に帰ってもらうことになった

 

お見舞いにもなかなか来てもらえなくはなるだろうが来週からは長時間の点滴もないのでそれほど困ることはないだろう

新型コロナがなければ極力外来での治療をしたいところであるが、今はさすがに少し怖い

 

明日午前中に病院に戻る

まずは来週の採血でマーカーが下がっていてくれると嬉しい