がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

本日検査

今日はレントゲン、採血の日である

朝早々に検査をすませ、呼び出しまち

 

先日撮影したMRIの結果も出ていたが、自分では怖くて開けていない

 

受診の時に聞いてみるつもりである

MRIが腹部CTの代わりになるのであれば、ガイドライン上胸部はレントゲンとあわせての経過観察でも可能かもしれない

 

いつもながら呼び出しまでの時間が長く、どうしようもなくもどかしい時間である

 

どうか、どの検査も異常ありませんように

これからも家族と一緒に過ごす時間をもてますように

 

強く願うばかり

定期検査 

前回の画像検査から3か月が経過した

まだ3カ月しかたっていないのか、というのが正直な感想である

病気が見つかってからおよそ1年

 

この1年は色々なことがあった

入院、治療しているころはやることがはっきりしているし、もう腹をくくるしかなかったので、逆に精神的にはどちらかというと安定していたように思う

 

この3か月は、病気 再発もこわいが、抗癌剤や被ばくによる二次発がんが特に気になり、些細なことでも敏感に反応して落ち込んでしまうことが度々あった

 

そういった意味で3か月という期間はとても長く感じたのだろう

 

もともとはまたCTでの経過観察を考えていたが、ガイドライン上の推奨は6ヵ月毎になっていることや被爆の影響も心配なこともあり、大学に赴いて検査するというのは3か月後に延期させてもらった

 

かわりに、今回は胸部のレントゲンと腹部のMRIを勤務先の病院で実施するようにした

 

胸部の転移検索もMRIでできれば一番良いのだが、どうしてもむつかしいらしい

腹部はCTと比べ、それほど遜色ない検査ができるよう 腹部に再発する可能性は高くはないと思うし、費用もそれなりにかかってしまうが、今打てる手としては最善と考える

 

本日MRI、2日後に胸部レントゲンと採血 

 

ここを乗り切ればまた3か月すこし安心して過ごせるのではないかと思う

 

引っ越し、その先に新しい生活も控えている

 

どうか何も異常がなく検査をのりきれるよう祈るばかりである

プロジェクターのレビュー依頼 マンションの内覧会

以前、入院中にプロジェクターを持ち込み病室で使用したことがあった

かなり使い勝手はよく、部屋がホームシアターのようになって感動したのだが、病棟師長に注意され使えなくなってしまったことがある

 

少し苦い思い出だったが、以前購入したプロジェクターをレビューしたからなのか、新型のプロジェクターのレビュー依頼が来た

 

持っているものとほぼ同性能のものであったが、製品は贈呈されるとのことでデメリットはなく、いい経験と思い受けてみることにした

 

使い勝手などは予想通り、特段目を見張るものではないが、高いコストパフォーマンスでおすすめできるものだ

 

アマゾンのレビューを投稿し、これを報告しなければならない

 

なかなかレビューが上がらず、すこしやきもきしたが無事反映された

これで一安心だ

 

昨日、購入した高層マンションの内覧会に行ってきた

2年前に購入をきめ、先日完成した物件だ

自分としてはこのような高額な買い物は初めてでドキドキする

 

部屋は40階建ての31階

エントランスからエレベーターで38階まであがり部屋にはいった

部屋に入るとものすごい見晴らしに圧倒された

これはなかなか見られるものではない

さすがに驚いた

 

ただ、部屋は思っていたよりさらに手狭な印象 

家族5人で暮らすにはかなり物を減らさなければ厳しいと思われる

その他共用部分も一通り見せてもらった

 

誤算だったのは38階のスカイラウンジ ここで夜景を見ながら晩酌できるのかと思っていたが、今のところ飲食禁止の方針とのこと

ここは自治会の方針で変更はあるかもしれないが、、、

 

健康面では、多少の息苦しさを自覚することもたまにあるがまあ何とか生活はできている

このまま何事もなく家族との時間を過ごしたい

 

そう願うばかりである

明日受診 今年最初

前回の受診から約1か月

たまに立ち眩みのようなふらつきを感じることはある

昨日は少しひどくて心配した

 

が、今日はわりと改善していた

 

概ね体調はそこまで悪くはない

 

それでも検査は少し心配である

血球の異常が出ていないか いつまでたってもこの心配は尽きない

 

気になることが一つ

検査の被ばくの問題である

 

昨年この病気がわかってから、CTやPET、間質性肺炎を発症してからも評価目的のCTを数回

かなり頻回に撮影している 被ばく量はそれなりに蓄積されていると思う

今振り返れば不要な検査も多くあった

施行するかどうか悩んだPETも結局不要だったと思う

 

白血病のリスクを上げることにつながる可能性があり、これ以上の被ばくは極力避けたい

 

来月、九州大学で経過観察のCTを予定している

しかし、ガイドラインを確認すると最初の1年の経過観察の頻度は半年ごととある

 

3か月間隔はやや過剰のように思える

 

明日、腫瘍マーカーに上昇がなければCTは5月に延期することを考えている

 

かわりにMRIでチェックができないだろうか

腹部に関してはMRIでも再発病変の検出は可能と思う

 

胸部はやはりCTが優れるようで代用は難しそう この点は放射線科や呼吸器科とも相談してみたいと思う

 

とにかく明日、検査の結果に異状がないことを祈る

娘の成人まで生き延びられるよう祈るばかりである

あけましておめでとうございます が言える幸せ

自分にとって激動の2020年が終わった

厄年という言葉がふさわしいだろう

2月早々に健康診断で腫瘍がみつかり、そのままバタバタと抗癌剤、手術、その後の合併症で入院 など 経験したことのないことの連続であった

 

ひとまず無事に年を越せたことに感謝したい

 

難聴や耳鳴りは日を追うごとに強くなっていて、治療のための抗癌剤が強く影響していることを嫌でも実感してしまう

 

しびれや難聴は日常生活に支障をきたしやすい合併症だが、命にかかわることはないので、これはもう諦めるしかない

どうか命に係わる白血病だけはおこさないでほしい

 

厄年が終わり、少しは運が向いてきてくれるといいのだが、、

 

休んでいる間にこどもと触れ合う時間が長くなったことで、成人を見届けたい気持ちはいっそう強くなった

 

なんとか平穏無事な日常が送れるよう祈るばかりである

 

 

明日受診

早いものでもう2週間がたつ

 

この2週間、多少の息苦しさは感じたものの、大きな変わりはない

 

ステロイドは7.5mg 

明日の受診で問題がなければ5mgへ減る予定だ

 

ようやく離脱の兆しが見えてきた

 

週末に軽くランニングをしてみたところ、思いのほか走れたというのが少し自信になった

体調も少しいい気がする

 

残る心配はやはり白血病 命に係わる可能性が一番高いのは今のところこれだろう

耳鳴りは相変わらず 我慢できないほどではないが、これがあるためにいつも抗癌剤の影響が残っていることを実感し、白血病を連想してしまう

 

高い確率ではない 治療前に比べたら生存の可能性はかなり上がったといっていいだろう

ただ、不安はついて回る

こればかりはどうしようもないので、発症しないことを祈るしかない

 

明日の受診結果 レントゲンと採血 どちらも異常ありませんように、、

強く願うばかり

明日受診 

前回の受診から明日で2週間 再診の予定だ

 

体調はそれほど悪くない

 

あいかわらずたまに息苦しさは感じるが一日中ということはない

 

呼吸のほうはそれほど心配していない

 

それより採血がすこし怖い

 

月がかわったので腫瘍マーカーも測定するよう頼むつもりだ

血算の値も気になるところ

 

このあたりは結果を見るまでドキドキしてしまう

 

何事もないことを祈る

 

再発、晩期合併症がおこりませんように

心から願うばかり