がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

CVポート挿入、、、 ひどい目に

今日はCVポート挿入の日だ

右からの予定であったが、朝ふと気になることが、、、

 

昨日の呼吸器外科受診の際、右の腕頭静脈を切除する可能性があるという話を思い出した

あわてて解剖を確認 右の鎖骨下から上大静脈までカテーテルを入れた場合、腕頭静脈はその間にあるので切除するときに困るのではないか、、

 

もうひとつ 朝の採血で血小板が7.8万とまだ下がっていた 

1コース目ではもう回復しているはずの時期なので少し後ろにずれこんでいる

やや出血も心配な数値だ

 

これらの点を放射線科へ確認してもらったところ、ポートは左からでも可能、血小板もまあ問題ない数値 とのことで予定通り実施することになる

 

13時過ぎにアタラックスPの筋肉注射をうけ血管造影室へ手技がはじまった

 

まずはCVカテーテルを挿入する作業

これが予想以上に痛くて違和感が強い 鉄の棒が入ったような感触だった

この作業自体はわりとすぐ終わり、続いてポートの埋め込みへうつる

 

これも予想以上に痛い 時間もやたら長くかかる

どうやら若手医師に指導しながらさせているようでなかなか進まない

 

おそらく慣れた医者なら30分程度で済むのだろうが、結局2時間近くかかった

こちらはシーツでおおわれ術野はわからず何に時間がかかっているのかわからない状況で、非常につらかった

 

教える方も実施する方も熟練度が足りないのであろう 大学病院なので仕方のないところなのか

もう少し何とかならないものかと考えてしまった

 

部屋に帰ってからも傷口の痛みの倦怠感でなにもする気になれず、すぐに横になった

違和感がつよく喉の奥の方まで鈍い痛みを感じる

これは慣れるのものなのかどうかわからないがとにかく少し様子をみるよりない

 

明日には少し良くなっているとよいのだが、、、

 

縦郭腫瘍の治療はいまのところ思ったように奏功している

このまま順調に手術まですすみ、いい結果が出ることを祈る