明日受診
早いものでもう2週間がたつ
この2週間、多少の息苦しさは感じたものの、大きな変わりはない
ステロイドは7.5mg
明日の受診で問題がなければ5mgへ減る予定だ
ようやく離脱の兆しが見えてきた
週末に軽くランニングをしてみたところ、思いのほか走れたというのが少し自信になった
体調も少しいい気がする
残る心配はやはり白血病 命に係わる可能性が一番高いのは今のところこれだろう
耳鳴りは相変わらず 我慢できないほどではないが、これがあるためにいつも抗癌剤の影響が残っていることを実感し、白血病を連想してしまう
高い確率ではない 治療前に比べたら生存の可能性はかなり上がったといっていいだろう
ただ、不安はついて回る
こればかりはどうしようもないので、発症しないことを祈るしかない
明日の受診結果 レントゲンと採血 どちらも異常ありませんように、、
強く願うばかり
本日受診
今日は呼吸器内科の再診の日だ
仕事を始めてから何となく呼吸苦を感じるような気がするが、悪化はしていないと思う
心理的なものであって欲しい
まだステロイドも内服中なので、そうそう間質性肺炎が再発するということはないと思うがやはり気にはなる
それ以上に心配なのは、晩期合併症の白血病だ
250人の調査で4例の死亡が報告されているらしい
割合としては高くはないが、癌死しなかった集団の死因と考えると母数はもっと少なくなり、無視できない合併症だ 骨髄移植など手を尽くしても致死率は高い
そのような事態にはならないで欲しいと心から願う
まずは今日の検査が異常ないこと
今後再発がないこと
晩期合併症としての白血病を起こさないこと
心から願うばかりである
縦隔腫瘍治療後約半年 明日受診 検査結果説明
いよいよ明日、大学病院を受診して先週おこなったCTと採血の結果を聞く予定の日だ
木曜日に耳鼻科を受診したときにはまったく検査のことには触れなかったので、予想はつかない
再発が仮になければ仕事を始める予定だ
万が一再発していれば治療のための計画を立てなければならない
どちらにしても2か月近く続いた療養は終了ということになる
こんなに家にいたことはなかった
こどもたちとも、かつてないほど触れ合うことができた
こどもの相手というのは大変疲れるということを痛感した
同時に今しかないこの時間を共有できる何事にも代えがたいかけがえのないものだということも再認識した
耳鳴りやめまいはなんだかひどくなる一方な気がする
耳鼻科を受診したところ、抗癌剤に特徴的な聴力障害が検出され、これは不可逆的なものだといわれた
治療後時間がたってから現れることもあるそう、、
まあ治療のためなら仕方がない
聴力くらいはくれてやるからどうか命だけは助けて というのが正直なところだ
再発がなく、仕事が始められ、子供たちの成長をみまもる
ほかのことはいいのでこれだけは叶えて欲しい
いい結果を祈るばかり
治療関連骨髄性腫瘍 縦隔腫瘍-血液悪性腫瘍症候群 心配は絶えない、、、
前回の受診で若干の貧血があった
そこまで極端に低いわけではないが、経時的にみるとじわじわと下がっている
入院中に胎児ヘモグロビンという項目が高値であった
再生不良性貧血やサラセミア、骨髄異形成症候群や白血病などで上がることがあるとのこと
血液内科も受診した
その時点では貧血を含め、血球に異常はなく、まあ、経過をみるよりない という結論であった
血球の減少がみられたら相談する という方針となっている
あまり気にしていなかったが、今回の貧血の進行をみてふと思い出した
化学療法の晩期副作用の一つとして白血病がある
白血病の中でも治療関連骨髄性腫瘍と分類されるらしい
タイプは様々だが、総じて予後は不良 発症するとなかなか治療は困難なケースが多い
それとは別に、縦隔腫瘍の中には治療とは関係なく白血病を合併する一群が存在するようで、縦隔腫瘍-血液悪性腫瘍症候群 と呼ぶようだ
こちらも予後は著しく悪い
調べていて背筋が凍り付く思いだった
これを引き当てるとまず助からない
発症の頻度は低いが、これまでの引きを考えると決して楽観はできない
どうかこのような事態には発展せず取り越し苦労であってほしい
健康というのは何物にも代えがたい大切な財産だ
今後、再発やその他の合併症におびえながら生きていかなければいけないと思うと、これまで当たり前だった健康がいかに素晴らしいものであったかということをひしひしと実感する
それと同時に、たとえ厳しい現実を突き付けられたとしても後悔の無いように精いっぱい生きる というのも大切だろう
いわば保険のようなものかもしれない
あと少ししか生きられない そうなったときに、妻や子供たちに何が残せるのか
日々考えていはいるがこれといって具体的な答えにはたどり着かない
短期間で資産を増やすということは不可能だし、まだ小さい子供と人生について熱く語るというのもむつかしい
とにかく、関わるまわりの人たちを大切に まずはここからだろう
なにより恐ろしい事態にならないことを心から祈るばかり