がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

咽頭炎

昨晩あたりからなんとなく喉の違和感を感じる

嚥下時の軽い痛みだ

 

咽頭炎になってしまったのかもしれない

熱は何度かはかったが、37度6分というのが最高で、日中それ以上は上がらなかった

 

普段から風邪はひきやすく、よくのどをやられる

熱が出ることはほとんどないので、なんらかのあまり病原性の高くないウイルス感染だろう

 

今回、熱が出てしまうと治療の計画がずれてしまう可能性がある

それは避けたい

 

明日投与予定のブレオマイシンは、多少骨髄抑制が残っていても投与する予定だが、その翌週からの2コース目開始は何としても通常通り開始したいものだ

 

明日採血をすることになっているので、骨髄抑制の程度、炎症、マーカー と気になる項目がたくさんある

一番大事なのはやはりマーカーなのであるが

 

病院なので年配の患者が多い

そういう年配の方を見るたびに思ってしまう

 

その年まで生きることができて羨ましい

 

自分の残された時間がどれほどなのかわからない 

治療が非常にうまくいき、長期緩解がえられれば、それなりに生きられる可能性はある

 

しかし、まったく奏功しないまま1年以内に癌死という可能性もあるのだ

 

そうならないよう最大限の努力はするがどうしようもないこともあるのだ

 

正直まだ受け止めきれない

自分が今死んで、妻と3人の娘は強く生きていけるのだろうか

 

経済的にも不安だ 

妻は看護師だが、子供を預けながら働くとなるとかなりの重労働が必要となるであろう

 

うまいこと再婚相手が見つかればいいが、妻とも子供ともうまくやっていけるような素晴らしい人が早々都合よく現れるとは思えない

かえって不幸を招くような結果もありうるはずだ

 

色々心配は尽きない

 

治療が奏功してくれることが一番

まずは明日の採血結果である

 

マーカーが下がっていることに期待したい

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