がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

AFP低下 

あいかわらずの吐き気と倦怠感で何もする気にならない

朝採血を終え、寝たり起きたりしながら時間が過ぎるのを待つ

 

午前中に採血の結果を聞いた

一番気になっていたAFPは19まで下がっていた

早く正常値に入ってほしい気持ちはあったが、一応目標である半減期7日以内はクリアしていた

一安心だ

 

あまり食べる気がしないまま昼食を詰め込みゆっくりしていると母親がやってきた

ジーのカレーのルーを持ってきてくれた

もう少し早ければご飯と一緒に食べられたのに残念だ

ひとこと連絡をくれればよかったのに、、と思ったが仕方ない

夜と明日いただくことにした

 

13時ごろ、看護師と研修医が血管確保に訪れた

大学病院では化学療法のルートは医者が確保することを義務づけられている

どう考えても経験の少ない研修医に刺される方がリスクは高いのにこればかりはどうしようもないようだ

 

案の定2回失敗される というか成功する気がしない

人一倍血管は浮き出ていて確保は容易と思われるのにもかかわらずだ

 

みかねた看護師が確保してくれた

どうか初めから看護師に取ってもらうように変えてもらえないだろうか、、、

 

ブレオマイシンの投与がおわり、引き続いてハイドレーションの点滴が繋がる

速度が上がったとたん、刺入部に痛みを感じだした

どうも漏れている様子

 

研修医に刺された箇所が刺入部の上流にあり、そこから漏れているような感じであった

 

すぐ連絡し、逆の手に取り直してもらった

ブレオマイシンは漏れても大したことはないらしいが、やはり気持ち悪い

初めから一回で確保してほしいものだ

 

採血の結果、骨髄抑制は前回よりはやく訪れそうな感じで、明日からGCSFを投与の方針となった

しばらく連日注射だろう

今回は熱が出ないとよいが、、、

 

ひとまずマーカーが下がって安心である

来週はCTだ

このまま順調に経過して手術までもっていきたい