がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

ベップ療法 3日目まで終了

ようやく3日目が終了

残すところあと2日である

 

2コース目、3コース目の時は、予後のことに関してはあまり考えなくてすんでいたが、こうして終わりが見えてきて、その先の手術、術後の病理結果などが視野に入ってくると嫌でも現実にめを向けなくてはならなくなる

 

摘出組織が壊死組織、もしくは奇形種成分のみであればいったん治療は終了 今後は経過観察ということになる

これが一番理想だ

 

しかし、主要成分が生き残っていた場合、追加で治療が必要となり、予後もかなり厳しくなってくる

 

縦郭原発のみのデータではないが、残存腫瘍があった場合、

①手術で不完全切除 ②腫瘍が10%以上 ③IGCC分類のリスクがgood以外

の因子が一つという中間群では予後の改善効果があるという報告がある

 

私の場合、縦郭発生ということでIGCC分類はpoor すでに因子を一つ持っている

手術で完全切除でき、残存腫瘍はあるが10%未満 という状況で追加の化学療法が必要になりそうだ

 

そもそも縦郭発生のみをあつめたデータではないので残存腫瘍があればやはり補助化学療法という話もありそうだし、その辺りは術後に相談ということになろう

 

とにかく術後の病理結果が大きなウエイトを占めてくる

いい結果が出ることを期待したい