がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

仕事復帰 再発チェック

仕事に復帰した

本当はまだ休みたい気持ちもあったが、自分がいないとやはりうまくいかないところが大きいようで、出勤を促すメールがちょいちょい入ってきていた

 

まだきつい仕事は難しいが、外来くらいならなんとかやれるように思い復帰することにした

やはり、仕事に出たら出たで、いろいろな厄介ごとが方々から降ってくる

病み上がりをいたわろうという気持ちがないのかと不思議に思うこともあるがまあこんなものなのだろう

 

多少のトラブルはあるがなんとか診療は再会できた

 

再発チェックのための腫瘍マーカーと画像検査を行った

CTは、縦郭の腫瘍は思いのほかきれいにとりきれているようで、残存腫瘍を思わせるような所見は見当たらない

肺には炎症性変化が散見された まだ術後の影響が残っているのだろう

ひとつ気になるのが、LDHだ 250と正常値より少し上昇していた

化学療法中も上下していたので、腫瘍を反映したものではないと思いたいが、、

 

縦郭腫瘍の比較的まとまった論文が最近publishされた

それによると、切除標本に残存腫瘍がなかった場合の予後はかなり期待できるとのことで、かなりうれしい報告だ

このような結果になるのは全体の25%程度だそうで、幸運だったと言わざるを得ないだろう

 

このままいい経過が続けばよいと願うばかり