がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

入院当日

いよいよ入院だ

泌尿器科ではいままで大学病院を含め、入院といえば必ず午前中だった

城西の実家へ裕美に迎えに来てもらい、10時くらいにつくよう病院へむかう

 

病院の入院受付にいくと、誓約書などの書類を書かされた

あらかじめ渡しておいてくれればよかったのだが

書類を書いた後も結構待たされたが、その後入院の8階南へ

そこで、入院は午後からの予定であったと伝えられた

13時入院、15時術前説明 とのこと、、、  

 

事前に確認できなかったのが痛かったがかなりの時間待たされるはめになってしまう

 

看護師が、当日入っている採血やレントゲンを先に外来でするようにしたらどうかと提案され外来へ行ったが手続きがうまくいかないらしくそこでもかなり待たされてしまう

 

どうにもならないようなので、やはり入院してからやってもらうように頼み昼食をとることにした

 

ビアンモールの定食をたべ、時間つぶしにウエストウイングの売店へ行った ここは前の入院の時に見つけたのだが、結構掘り出し物が安く売っているなかなか面白い売店

 

ある程度時間をつぶし、ようやく13時になったので病棟へ

採血やレントゲン、歯科受診を案内される

泌尿器科と違い、面会制限は結構厳重なようで、裕美は病室に入らないようにと言われた

 

手術の面会も二人まで、術後の付き添いもエレベーターに乗るまで とかなりの徹底ぶりだ

 

15時になり術前の説明をうける 概ね以前から聞いていた話と同じであった

やはり動脈への浸潤があった場合に二期的手術になるかも などといった話であった

 

今日一番の大きな収穫は、麻酔を徳田先生がかけてくれるということが分かったことだ

研修医時代の麻酔科の指導医をしてくれた先生で、とても信頼できる方で尊敬している

今はICUの責任者をしていて、手術室は週1回水曜日だけ だそうだが、1か月くらい前に病床マップで私の名前をみつけ、手術することを知って調整してくれたそうだ

これはかなり心強かった

 

術前の診察にも来てくれて、久しぶりに少し話もできた

 

Hbは9.8g/dlと思いのほか戻っていた そのため、相談し術前の輸血は中止とし、術中に必要に応じて行う方針となった

LDHが若干高値だったのが気になる まあ、退院時にも少し高値でそれよりは少し下がっているので、腫瘍を反映したものではないと思いたいところだが、、、

 

完全切除、病理結果による残存腫瘍なし が得られれば長期緩解の望みが出てくる

いい結果を期待したい