がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

2月分の入院費清算

なかなか寝付けず、ぐっすりとはいかなかった

朝体温を測る 

 

熱はない

 

一安心 これで完全に丸一日以上解熱が持続している

今から再燃する可能性は低いだろう

 

倦怠感も昨日よりはましに思える

 

午前中にグランの皮下注射とマキシピームの点滴を終える

 

いつも通り特にすることのない時間

漫画や映画で時間を潰すがそろそろ限界だ

 

明日以降、点滴がなくなるのであればしばらく外泊させてもらうことにしようと思う

 

連泊はできないという規則で、どうしても毎日いったん帰院しなければいけないそう

なんと面倒な規則だ

それなら退院させてほしいのだが、1週間以内に再入院が必要な場合は不可能とのこと

 

どの程度根拠があるのかわからないが争ってる場合でもないので言うとおりにするよりない

外泊で病院にいない間はせめて大部屋にしておいてもらおうかと考えたが、なぜか裕美がそれには激しく反発する

そんなところ節約してもしかたない というのだが、無駄に個室をキープする必要性は低く、1日6500円という費用を考えたらやはり無駄が大きい気がする

 

一応外泊を申し込むときに聞いてみることにした

 

入院の事務が2月の入院費の請求書を持ってきた

 

217000円 

2月は9日間しか入院していないのにである

 

やはり化学療法の入院が高いことに加え、差額ベッド代も結構なウエイトを占めている

 

この分だと、1か月丸まる入院した場合、月50万程度の負担が生じてしまうことになる

 

やはり可能な限り個室代は抑えた方がいいように思う

 

今日も日中熱発することはなく、明日からの抗菌薬は内服でおこなう方針となった

採血の結果がどうであれ、外泊は可能と思われる

 

母へ電話し、明日昼頃迎えに来てもらうように頼んだ

 

脱毛がさらに進行し、座っている椅子のまわりにはびっしりと抜け毛が落ちている

見た目にもかなりまばらになってきた感じだ

近日中にツルツルになりそうだ

仕方のないことだが、子供たちが怖がらないかどうかが少し不安だ

 

久しぶりに外に出られる

感染には十分気をつけなければいけないが、病院食以外のものが食べられるのも楽しみだ

ラーメンや担々麺、牛丼 など食べたいものがたくさん思い浮かんでくる

 

治療の効果のほどはまだわからないが、現状はBEP療法の継続以外選択肢はないであろう

信じて治療する以外ない

 

治療の成功を祈る

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