がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

帰院

よく眠れた 朝目覚める

裕美が今日も朝食を作ってくれていて、みんなで朝ご飯を食べる

あとどのくらい生きられるのだろうかとよくないことばかり考えてしまうが、家族と過ごしていると、絶望的な気持ちが少し紛れる

 

今日は病院へ帰る日だ

選択や食器洗いなど少し家事を手伝い、ゴミ出しを頼むためにいったん城西の実家を訪問する

 

父も帰ってくるということだったので、少し実家で待っていた

15時ごろ父が帰宅し、少し話して病院へむかった

 

3泊の外泊であったが、あっという間であった

明日からまた化学療法ということで少し気が重たいが、この治療はなによりも優先させなければならない

健康状態は問題なく、おそらく治療も問題なく開始できるであろう

 

脱毛はどんどん亢進し、もう見る影もなくなってしまった

裕美はできるだけ帽子をかぶるように勧めるが、ずっとかぶっているとどうしても蒸れてしまい具合が悪い

 

外出するときだけ着用するというのが現実的だろう

 

帰院して、先日注文した液晶タブレットをセットアップした

使い方は、割と直感的に操作でき、基本的なことを覚えるのにそれほど時間はかからなそうだ

 

とりあえず、写真をもとに長女と次女の絵を描いてみた

なかなか雰囲気はでていいのではないかと思う

いい暇つぶしができた 絵はあとあとにも残るし、時間の使い方としても悪くないと思った

 

2コース目 この間にマーカーが下がってくれないと、抵抗性の疑いが出てくる

順調な下がりを見せてくれることを強く願う

厳しい病気であることはわかっているが、どうか拗れることなく治ってほしい

 

治療の成功を強く願う

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