がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

4日目 嘔気が結構ひどい、、

朝からむかむかがひどく、食事を食べる気にならない

やはり回を重ねるごとに確実に副作用は強くなる模様

 

まだ2コース目だというのに結構辛くなってきた

 

とはいえ、継続不可能な副作用は出ていない

一昔前と比べれば副作用対策も格段に進歩しているため、ずいぶん楽になったといえる

 

コロナウイルスの影響で面会、外出、外泊が制限されることになった

本日お見舞いに来る予定であった奥村先生にメールをし、控えていただくようお願いした

 

東京在住の妹も明日帰省予定であったが、面会制限となるとろくに顔を合わすこともできない

その旨を伝えると、今回は見送ることにしたそうだ

 

いつも通り、ステロイドが終わってからエトボシド、シスプラチンを投与する

 

途中、実家の裕美からテレビ電話があった

子供の元気な姿を見られたのはよかったが、寝そべったまんましゃべっていたので起きるよう注意したところ怒らせてしまった

 

子供の面倒をみているのは大変なのにさぼって楽をしていると思われたくないようだ

今日は終業式だったようで、参加していない園児は我が家ともう1軒だけであったそう

これは福岡へ帰って参加させてあげてもよかったのではないかと少し思った

 

しかし、やはりひとりで3人の面倒を見るのはむつかしいよう

幼稚園が始まるまでは実家もやむを得ないだろう

 

吐き気に苦しんでいる真っ最中だったこともあり、色々言い争う気力もなく素直にあやまったところしばらくして落ち着いたようだった

 

消灯時間にようやく点滴がおわりシャワーを浴びる

 

少しの自由時間ができたので少し絵を描く

まだまだ写真をなぞるだけのインチキデッサンだが、外泊禁止となると時間ができるので色々試すことはできそうだ

 

なによりも化学療法、手術で長期寛解にもっていけるといい

成功を祈りながら眠る