がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

2020-02-19から1日間の記事一覧

2月19日

昨日に引き続き特に予定のない日 これからの入院に備えてできることはやっておきたいが、やはりなにも手につかずひたすらそわそわして時間だけが過ぎていく 幼稚園が午前保育の日で、長女と次女は11時30分ごろに一度帰ってきた。 昼食をとった後に、面談のた…

2月18日

2月18日 今日と明日は特にすることがない 一刻も早く治療をはじめたいので気持ちが焦ってしまう あまり何も手につかないような感覚 午前中、子供を幼稚園へ送り出した後、以前申請していたマイナンバーの個人カードの受け取りをするため区役所へ 何かするこ…

2月17日

久しぶりによく眠れたように思う 起きて数分、病気のことを忘れることができた しかしすぐに現実へ引き戻される 8時30分の受け付けに間に合うよう車で大学へ向かう 電車の方が便利なのだが、今は絶対に感染症を起こすわけには行かない 人混みを少しでも避け…

2月16日

朝5時頃目が覚め、いつ入院となってもいいよう医局の荷物を整理するために病院に向かう お義父さんが軽自動車を貸してくれて助かった 我が家のミニバンはやや小回りに難があるからだ 病院についてパソコンや必要な書類などをダンボールに詰める 可能な限り集…

2月15日

人生が悪い方向へ180°ひっくり返った あまり眠れないまま朝を迎え無理やり朝食をとり当直先であった加野病院を後にした 不安で潰されそうな感覚での帰宅の道のりはいつもより2倍くらい長く感じた 帰りついて家族と対面した 裕美は気丈に普段通り振る舞おうと…

2月14日

健康診断の胸部レントゲンで異常を指摘され、今日呼吸器内科を受診した まさかと思っていたが前縦隔に5cm弱の腫瘤が見つかった 比較的頻度が高く予後のよい胸腺腫を期待したが、採血の結果AFPとLDHが上がっていた 非セミノーマの縦隔胚細胞腫瘍の見込みが高…

40歳3児の父のがん闘病記

はじめまして 40歳の泌尿器科医師です。35歳の時に結婚し、3人の娘を授かりました。 仕事も順調で、これからというときに突然がんを発症しました。 予後のあまりよくない癌で、助かる可能性がないわけではありませんが決して楽観できません。 それまで当たり…