がん闘病記 40歳3児の父の記録

縦郭腫瘍 なかでも極めてまれな悪性の胚細胞腫瘍を発症 これからのためにとにかく記録を残そうと思った

緊急事態宣言 世間は新型コロナ一色 今日から3コース目

いよいよ3コース目である 

ニュースでは新型コロナ感染者が増え続ける現状をうけて緊急事態宣言がなされるとかされないとか、、、

 

個人的には出すのが遅すぎたと思う

かなり前から増え続けていたわけで、こういった対策は早めに行った方が効果が高いと考えられるがこれまでは一貫して「ギリギリ持ちこたえている状況」との見解であった

 

何を持っていしてギリギリ持ちこたえていた のであろうか

医療機関のベッド数や人工呼吸器の数がまだ足りているという意味なのだろうか

欧州やアメリカの例をみても2週間足らずで患者が何倍にも増え、あっという間に医療崩壊が起こっている

これらの例に倣えば、毎日最高記録を更新する感染者の増加をみて、持ちこたえているなどとはとても言えないと思うが、、、

 

経済への影響なども勘案した結果なのであろう

中途半端な対策もあいまって、当分おさまる気配は無さそうである

 

朝病棟医がポートの穿刺に訪れる

あまり慣れていないようで、これも一度失敗されてしまい結構痛かった

点滴の落ちは良好で途中血管痛を感じることもなく、両手も自由になるため治療中の快適度はかなり上がった印象だ

 

ハイドレーション、吐き気止め、抗がん剤抗がん剤、利尿剤、抗がん剤、ハイドレーションと順番に点滴をつなぐ

 

始まりが遅かったこともあり、終わったのは消灯後であった

 

ニードルは毎回抜去するのかと思いきやニードルの先端でロックして翌日も使うとのこと

ポートにニードルが垂直に刺さった不安定な状態なので、できれば差し替えてほしかったが基本的にこのように対応しているとのこと

 

説明書を読み返したが、持続注射の場合のニードル交換は1週間以内が目安 という記事はあるものの、ロックして翌日使うことについて明確な言及はなく、禁忌というわけではないようだった

 

今日は特に強い吐き気を感じることもなく、無事1日を終える

急性嘔吐を押さえる吐き気止めの力はすごい

明日以降、遅延性嘔吐との闘いになる

 

病院食はあまり食べる気がしなくなるので、夕食は止めてもらった

カップめんや焼きそばなどある程度食欲をそそるものを夜食べようと思う

それすらあまり食べる気にならない可能性が高いが、、、

 

マーカーは4.5と正常域に入った

このまま上昇がなければ手術までの障害はあまりなくなったといってよい

 

上手く治療がすすみ、いい結果が得られることを心から祈るばかりである